赤ちゃんの人見知りっていつからいつまで？7つの対処法で改善

これまで、どんな人に抱っこされてもご機嫌だった赤ちゃんが、急に家族以外に人に会うと、泣き出してしまうようになってしまうことってありますよね。

 

そんな赤ちゃんの人見知りって、いったいいつからいつまでなのでしょうか。気になりますよね？

 

そこで、ここでは赤ちゃんの人見知りは、いつからいつまでなのか、また、赤ちゃんの人見知りの要因、さらに、赤ちゃんの人見知りを改善する対処法について詳しくご紹介させて頂きます。

 

赤ちゃんの人見知りっていつからいつまで？

赤ちゃんは、いつごろから人見知りするのかというと、一般的には生まれてから6か月から7日か月ごろと言われています。

 

ただし、赤ちゃんによっては早いと生まれてから3か月ごろから人見知りをし始める子もいます。

 

人見知りの始まる時期というのは、各ご家庭の赤ちゃんによって異なりますので、早いからとか遅いからで気にしすぎないようにしましょう。

 

赤ちゃんの人見知りの仕方は、各ご家庭の赤ちゃんによって全く異なります。例えば、家族以外の人を見るとギャン泣きしてしまう子もいれば、泣いたりしないで固まってしまう子もいます。

 

この赤ちゃんの人見知りは、いつ頃終わるのかというと、それぞれの赤ちゃんの人見知りがいつ頃始まったかにもよるのですが、一般的には満2歳から3歳ごろに終わります。

 

人見知りが終わったと判断する基準は人によってさまざまで、家族以外の人を見ても泣き出さなくなったことを人見知りが終わったと判断する人もいれば、家族以外の人に積極的にアクションを起こせるようになったことを人見知りが終わったと判断する人もいます。

 

赤ちゃんの人見知りの3つの原因とは？

では、ベビちゃんの人見知りの要因は何なのかについてご紹介していきます。

 

・人の区別がつくようになった
まず、ひとつ目のベビちゃんの人見知りの要因は、赤ちゃんが成長してお父さんやお母さんとそれ以外の人との区別がつくようになったことがあげられます。

 

赤ちゃんは、自力で生きることができないので、いつもお世話してくれるお父さんやお母さんと離れることを不安に感じてギャン泣きしてしまうのです。

 

・家族以外に興味をもちだした
次の赤ちゃんが人見知りする要因は、赤ちゃんが家族以外の人に対して興味をもちはじめたということです。

 

これまでは、いつもそばにいて自分をお世話してくれるお父さんやお母さんの存在だけで十分だったため、他の人に対する興味が希薄だったため、人見知りなどはしなかったのですが、少しずつ成長するにしたがって、いつもそばにいるお父さんやお母さん以外にもたくさんの人がいることを理解できるようになってきます。

 

さまざまな人や、さまざまな世界があることを知り、興味もわいてくるのですが、それらは赤ちゃんにとってまだ知らない、わからないものなので、興味はあるけれど、何かわからないから不安になってしまうせいで遭遇するとギャン泣きするなどの人見知り状態になってしまうのです。

 

・場所見知り
もうひとつ赤ちゃんが人見知りのようなギャン泣きや硬直などの状態になってしまう要因に場所見知りというものもあります。

例えば、赤ちゃんの自宅で家族以外の人に抱っこされた場合は、全然泣いたり嫌がったりしないのに、他の家に行ったときにそのお家で同じ人に抱っこされたときにギャン泣きしたり、嫌がったりしてしまう場合などです。

 

このような場合は、抱っこしてくれた人に対する人見知りではなく、おとずれたお家に対する場所見知りの可能性があります。

 

つまり、赤ちゃんはいつも見ている自分の自宅の景色や空気感が全く異なる場所に行って、落ち着かず不安になり泣いたり、抱っこされるのを嫌がったりするのです。

 

赤ちゃんの人見知りを改善する7つの対処法とは？

赤ちゃんが人見知りの時期になったときに役立つ、人見知りを改善する対処法をご紹介しましょう。

 

① 人見知りする対象に慣れさせよう
赤ちゃんが人見知りし始めたら、しばらくはその対象に対してギャン泣きしたり、嫌がったりすることが続きます。

 

赤ちゃんが人見知りをする時期に魔法みたいに、一気に人見知りを改善する方法はありませんので、人見知りをしないようにするには、人見知りする対象を赤ちゃんに少しずつ時間をかけて慣れさせる必要があります。

 

ただし、赤ちゃんが少しでもギャン泣きしたり、硬直したりするなど対象に対して嫌がるようなそぶりを見せたら無理に慣れさせようとしないほうがいいです。

 

② 人見知りを深刻に考えすぎないようにしよう
赤ちゃんが他人に対してギャン泣きするなどの人見知り的なそぶりを示しているときには、大変だ！どうしよう！失礼に当たるのではとおろおろしたりせず、「どうしたのかな？なんで泣いているのかな～？」と大げさに捉えず大浦中気持ちでベビちゃんに接してあげましょう。

 

人見知りする赤ちゃんに対してお父さんやお母さんが過剰反応してしまうと、逆に人見知りがさらに激しくなってしまう恐れがあります。

 

たとえ、他人が赤ちゃんを抱っこしたときにギャン泣きしてしまったり、硬直してしまったりしたとしても過剰に困った様子をベビちゃんに見せることなく、「○○さんは△△ちゃんのことが大好きだから抱っこしてくれたんだよ。△△ちゃん、よかったね～」と赤ちゃんを安心させるように優しく語りかけてあげましょうね。

 

③ 赤ちゃんが緊張しないようにお父さん＆お母さんはリラックスしよう
赤ちゃんは、大人が考えている以上にその場の空気を読みます。お父さんやお母さんが緊張していたり、不安に思っていたりするとその空気感を赤ちゃんは読んで、赤ちゃん自身も不安になって人見知り行動を起こしてしまいます。

 

お父さんやお母さんが赤ちゃんと接するほかの人とリラックスしてお話しするように心がければ、赤ちゃんもその人が優しい人であると認識して次第に人見知り行動を起こさなくなっていくでしょう。

 

④ 赤ちゃんに周りを観察する余裕をもたせる
人見知りしてしまう時期の赤ちゃんと他の人が接する機会があるときには、赤ちゃんにあまり注目がいかないようにして、赤ちゃんが他人をじっくりと観察できるようにしてあげましょう。

 

赤ちゃんが他人に慣れるまで放っておけば、場所や人に慣れて人見知り行動を起こさなくなっていくでしょう。

 

⑤ 赤ちゃんには軽いタッチでスキンシップを図ろう
赤ちゃんが他の人に慣れてきたら、スキンシップを図ってみましょう。

 

ただし、いきなり抱っこでは赤ちゃんもびっくりして人見知り行動を起こしてしまうかもしれないので、まずは、おててにタッチするとかほっぺをつついてみるとか軽いスキンシップからベビちゃんとの距離を縮めていきましょう。

 

⑥ 月齢が同じぐらいの赤ちゃんと接する機会をふやす
赤ちゃんの人見知りを改善するには、日ごろから月齢が同じぐらいの赤ちゃんと接する機会を増やしていくとよいですよ。

 

人見知りを改善したいなら、大人だけでなく赤ちゃんが同年代の子と接する機会を積極的にもつことをおすすめします。

 

⑦ 赤ちゃんが人見知り行動を起こした人に対するフォローを欠かさない
赤ちゃんとスキンシップを図ろうとしたときにギャン泣きされるなど人見知り行動をされたら誰だってショックですよね。

 

さらに、嫌がられたと感じたらその後その赤ちゃんと距離を置いてしまうかもしれません。

 

人見知りする時期の赤ちゃんは、相手に気持ちを訴えることができないので、その人が不快にならないように、今後も赤ちゃんとうまくスキンシップを図れるように「今この子は人見知りの時期で、誰に対しても泣いてしまうんです」と忘れずにフォローしておきましょう。

 

まとめ

赤ちゃんの人見知りは、満2歳か3歳ごろにはおさまってきます。人見知りする時期は、上記でご紹介いたしました対処法を行ってみてください。

 

そうすれば、赤ちゃんも家族以外の人や物に慣れてギャン泣きしたり、嫌がったり、硬直したりするなどの人見知り行動をしなくなるでしょう。