【赤ちゃん】生後1ヶ月の乳幼児が便秘で心配！原因と8つの対処法

赤ちゃんが生まれたばかりのころは、どう対処したらよいのかわからなくて育児書とにらめっこしっぱなしだった新米パパやママさん。

 

赤ちゃんが生後1ヶ月になってくると育児にもそろそろ慣れてきたころだと思います。そんな生後1か月の赤ちゃんの子育てに邁進しているパパやママも赤ちゃんのウンチが順調に出ていないと「もしかして便秘なのでは？」と心配になってしまいますよね？

 

ここでは、そんな赤ちゃんの便秘が心配なパパ＆ママのために生後1か月の赤ちゃんが便秘になってしまう要因や生後1ヶ月の赤ちゃんが便秘になってしまった時の対処法など。

 

生後1ヶ月の赤ちゃんの便秘に関する豆知識をいくつかご紹介させて頂きます。是非、ご参考ください。

 

生後1ヶ月の赤ちゃん、何日ウンチ出ないと便秘なの？

生後1か月の赤ちゃんの便秘というのは、各ご家庭の赤ちゃんによって違うのですが、一般的には、3日間ウンチが出ていない場合、便秘と考えていいということです。

 

もし、赤ちゃんのウンチが出ない状態で3日過ぎてもご機嫌がよく元気いっぱいなのであれば、ウンチが出なくなって5日目までは専門医に診察してもらわずにしばらく様子を見ても大丈夫でしょう。

 

生後1ヶ月の赤ちゃんが便秘になる原因とは？

では、生後1か月の赤ちゃんが便秘になってしまう要因についていくつかご紹介させて頂きますね。

 

・食物繊維や水分不足

もし、生後1か月の赤ちゃんのウンチが固くて排便するときにつらそうにしている場合は、食物繊維が不足していたり、水分の摂取量が不足していたりすることが要因として考えられます。

 

食物繊維不足や水分摂取量不足が生後1か月の赤ちゃんの便秘の要因として考えられる場合は、水分を多めに摂取させるようにするなど赤ちゃんの生活パターンを改善していく必要があります。

 

また、授乳に30分以上時間がかかっていたり、ミルクやおっぱいをあげているのに赤ちゃんの体重が増えなかったりする場合は、母乳が不足している可能性がありますので、ミルクを足してみると便秘が改善される可能性があります。

 

・不安感などのストレス

さらに、生後1か月の赤ちゃんであっても、ストレスや寂しさを感じたり、不安感を抱いたりすると便秘などの症状があらわれる場合もあります。

 

もし、生後1か月の赤ちゃんが便秘をしているような兆候が見られ、パパやママが不安に感じる場合は、迷わずに専門医に相談しましょう。

 

生後1ヶ月の赤ちゃんが便秘になったときの対処法

もし、生後1か月の赤ちゃんが便秘になってしまったら、以下の対処法を試してみましょう

 

① 赤ちゃんの生活習慣を整える

生後1か月の赤ちゃんの便秘は、赤ちゃんの生活習慣を整えることで改善される場合があります。

 

例えば、おっぱいやミルクを授乳する間隔を一定時間に決めておくとよいでしょう。また、夜、赤ちゃんが眠る時間をきちんと決めておくと自律神経の働きが整えられ便秘が改善される場合があります。

 

② 綿棒浣腸を試してみる

綿棒浣腸も、生後1か月の赤ちゃんの便秘を解消できる場合があります。

 

やり方は、とても簡単で赤ちゃん用の綿棒にベビーオイルをつけてお尻の穴に1センチほど入れ、10秒間ゆっくりとまわしてから抜くだけでOKです。

 

③ 赤ちゃんのお腹をマッサージする

赤ちゃんのお腹のマッサージも、生後1か月の赤ちゃんの便秘解消の効果が期待できます。

 

やり方は、生後1か月の赤ちゃんのお腹のおへそを中心にして時計回りにパパやママの手のひら全体で「の」の字を描くようにお腹をマッサージするだけです。赤ちゃんのお腹が少しへこむぐらい力を入れてマッサージすると効果的です。

 

④ 足を動かして赤ちゃんの腸に刺激を与える

便秘していると考えられる生後1か月の赤ちゃんの便秘を解消させる効果が期待できるのが足を動かして腸に刺激を与える運動をしてあげることです。

 

やり方はとても簡単で、生後1か月の赤ちゃんの両足をパパやママがもって、左右の足を交互にゆっくりと前後に動かすだけでOKです。まだ、自分で自由に体を動かすことができないねんねの赤ちゃんに効果絶大の便秘解消法です。

 

⑤ 赤ちゃんを腹ばいにしてあげる

便秘中の赤ちゃんの便秘解消法として次にご紹介するのが赤ちゃんを腹ばいにしてあげるという方法です。

 

赤ちゃんを腹ばいにしてあげるとお腹に刺激を与えることができ便秘解消につながります。ただし、上半身を起こせて腹ばいにするのを嫌がらない赤ちゃんにのみOKな便秘解消法です。

 

⑥ 砂糖水を飲ませてみる

生後1か月の赤ちゃんの便秘の要因に水分摂取不足があげられます。特に、夏場など赤ちゃんが汗をたくさん書く時期は、水分不足だとウンチが固くなって便秘になってしまう場合があります。

 

母乳育児の場合は、ママが頑張っておっぱいを飲ませてあげることで水分不足を解消すればよいのですが、ミルクの場合は、ミルクをふやすわけにはいきませんので、砂糖水を飲ませて赤ちゃんの水分補給をしてあげましょう。

 

砂糖水の作り方はとても簡単で、哺乳瓶にお湯とお湯の5％のお砂糖を入れて溶かすだけです。

 

ただし、この砂糖水は飲ませすぎると体重増加につながりますし、下痢をしてしまう可能性もありますので、最初は10 mlから20mlぐらい飲ませるようにしましょう。

 

⑦ 赤ちゃん用の便秘薬を飲ませる

実は、ベビー用品で有名な和光堂からマルツエキスという赤ちゃん用の便秘薬が市販されています。

 

このマルツエキスはサツマイモから作られていて、サツマイモに含まれる麦芽糖が腸の動きを活発にしてくれ穏やかな便通を促してくれます。

 

薬局やドラッグストアで販売されていないときにはネットショップで購入して赤ちゃんに飲ませてあげましょう。

 

マルツエキスは、砂糖水よりもローカロリーなので体重増加を気にすることなく赤ちゃんに飲ませてあげることができます。ただし、サツマイモアレルギーがある赤ちゃんには飲ませないようにしましょうね。

 

⑧ オリゴ糖を与える

生後1か月の赤ちゃんが便秘の時には、白湯にオリゴ糖を入れて飲ませてあげると便秘が解消できる場合があります。ただし、赤ちゃんの味覚はとても敏感なのであまり濃い味にならないように気をつけましょう。

 

赤ちゃんを病院へ連れていく目安とは？

生後1か月の赤ちゃんの便秘というのは、ウンチが出ていない日にちだけでなく、ウンチのたびに顔を真っ赤にしていきんだり、ウンチを出すときにお尻を痛そうにしていたり、お尻の穴が切れて血が出ていたり、お尻の穴付近が真っ赤に腫れていたり、赤ちゃんのお腹がはって固くなっていたり、ミルクや母乳の飲みが悪く食欲がなかったり、機嫌が悪く、熱があったり、病気でもないのに吐いたりする場合も便秘の症状であるといえます。

 

上記のような便秘の症状が赤ちゃんにあらわれている場合は、すぐにかかりつけの専門医を受診しましょう。

 

まとめ

赤ちゃんが元気そうであれば、ウンチが出なくても5日間は様子を見ても問題ありません。

 

ただし、上記でご紹介しましたようにウンチが出ていない日にちだけでなくウンチのたびに顔を真っ赤にしていきむなどの便秘と思われる症状が生後1か月の赤ちゃんにあらわれた場合は、できるだけ早めに専門の医療機関を受診しましょうね。