赤ちゃんの肌荒れは実はママの母乳が原因なの？母乳との関係

生まれてきたばかりの赤ちゃんのお世話で大変な
お父さん、お母さんで赤ちゃんの肌荒れでお困り
の方はいらっしゃいませんか？

 

実は、私も生まれてきた赤ちゃんが脂漏性湿疹になり
どうしたらよいのかわからなくて困っていた時に受診
した産婦人科の医師にお薬を処方してもらい改善した
経験があります。

 

私の場合は1回お薬を処方してもらって改善したのですが、
場合によっては赤ちゃんが肌荒れを繰り返してしまうこと
もあるようです。

 

幼い赤ちゃんが体内に取り込む栄養と言えば母乳やミルク
ですが、もしかしてこの母乳やミルクが赤ちゃんの肌荒れ
の要因なのでしょうか？

 

そんな、気になる赤ちゃんの肌荒れに関する情報をお知り
になりたい方のために、以下に赤ちゃんが肌荒れを起こす
要因と赤ちゃんの肌荒れの要因はママの母乳にあるのかに
ついてお話していきたいと思います。

 

 

赤ちゃんが肌荒れしてしまう原因とは？

小さな赤ちゃんは、どんな要因で肌荒れを起こしてしまう
のかお知りになりたい方のために、赤ちゃんの肌荒れの要因
を以下にいくつかご紹介させて頂きたいと思います。

 

① 乳児脂漏性湿疹

乳児脂漏性湿疹とは、生まれたての赤ちゃんの頭皮にみられる
分厚く硬い脂っぽいかさぶたからできている湿疹です。

 

この乳児脂漏性湿疹は頭皮だけでなく顔の上や足の付け根など
にも出てくる場合があります。

 

乳児脂漏性湿疹の要因は、あまり知られていないのですが、
衛生面やアレルギーがその要因ではなく、妊娠中のママの
妊娠ホルモンがおなかの赤ちゃんに影響をおよぼした結果、
皮脂分泌過多となり皮膚細胞が詰まってしまうことによるも
のであると言われています。

 

② お肌の乾燥と汗疹（あせも）

赤ちゃんのお肌はとても繊細で、水分を保持する力も不十分
ですし、お肌のハリや弾力に関係している部分である表皮層
と真皮層がとても薄くコラーゲンやエラスチンと言った物質
を作り出す細胞の働きが安定していないためお肌が乾燥しや
すくなっています。

 

さらに、紫外線を浴びることによってもお肌が乾燥してし
まいます。

 

乾燥肌になってしまうと汗っかきな汗腺が未発達の赤ちゃん
は汗腺の出口に汗がつまりやすく不衛生になり細菌が繁殖し
やすい環境になり汗疹になりやすくなってしまいます。

 

③ アトピー性皮膚炎

赤ちゃんが生後2～3か月を過ぎたあたり頃から皮膚にかゆみ
の強い湿疹ができ、それが良くなったり悪くなったりを繰り
返す病気なのがアトピー性皮膚炎です。

 

乳児期の場合、顔や体に赤い発疹や首や脇などにじくじくと
した発疹が出ることが多々あります。

 

④ 食物アレルギー

食物アレルギーとは、特定の食物が要因でアレルギー反応が
起こり蕁麻疹（じんましん）や嘔吐、咳や下痢、喘鳴（ぜいめい）
や呼吸困難などの症状が出ることをいいます。

 

この食物アレルギーで赤ちゃんのお肌に蕁麻疹の症状が出た
りします。

 

赤ちゃんが肌荒れってママの母乳が原因なの？

実は、赤ちゃんの肌荒れの要因が、ママの母乳、つまり
ママの普段の食事が少なからず影響を及ぼしているという
意見もあります。

 

もし、本当に赤ちゃんの肌荒れの要因が母乳だったらつら
いですよね。

 

でも、母乳はママが普段食事で摂取したものでできている
わけですからママの食事の栄養が偏っていたりしたら母乳
の質が低下してしまう可能性だって考えられなくもないのです。

 

実際問題、脂質過多の食事が続いていたら、赤ちゃんの
乳児脂漏性湿疹がひどくなったとか、糖分が多いものを
たくさん摂取していたら、赤ちゃんのお肌が荒れてきた
と感じているママ達もいるようなのです。

 

母乳の質を低下させる食品と言うのは、脂肪分や糖分が
多く、卵や乳製品などの動物性たんぱく質過多の食事と
言われています。

 

卵や乳製品、小麦や大豆をママが摂取しすぎると、母乳内
にたんぱく質が多く出てきてしまいます。

 

幼い腸の発達が未熟な赤ちゃんはこれらのたんぱく質が消化
しきれず、この消化しきれない栄養は異物とみなされ、赤ちゃん
のお肌にアレルギー反応が出ることもあります。

 

さらに、ママが暴飲暴食したり、食品添加物過多の食事ばかり
摂取したりすることも、母乳の質を低下させる要因となります。

 

赤ちゃんの肌荒れの症状はママの食事内容によって異なる
ようで、赤ちゃんの肌荒れがジュクジュクしている場合は、
ママが脂肪分の多い食事を摂取していたり、赤ちゃんのお
肌がカサカサ乾燥していたりするときは、糖分の多い食べ物
や動物性たんぱく質の多い食べ物を摂取している場合がある
ようです。

 

ただし、どんな食品を摂取していても赤ちゃんのお肌が荒れ
ていない場合もありますので、母乳の質が赤ちゃんの肌荒れ
とつながっていると言い切ることはできません。

 

しかし、食物アレルギーの赤ちゃんのママは、そのアレルゲン
である食物を除去しなければいけないことを考えると、母乳は
赤ちゃんの肌荒れに少なからず影響を及ぼしていると言えるか
もしれません。

 

ママが赤ちゃんの為に体質改善で出来ることとは？

上記でご紹介しましたように、脂質の多い食事は赤ちゃんの
毛穴が詰まりやすくなったり、皮脂過多になったりする可能性
があるため、揚げ物やバターなど脂分の多い食事は日頃から
控えるようにしましょう。

 

また、ママが糖分の多い食べ物や動物性たんぱく質の多い食べ物
を摂取すると赤ちゃんのお肌がカサカサに乾燥してしまうことが
ありますので、ママは普段からこれらの食品の摂取を控えるよう
にしましょう。

 

あと、ビタミン類が豊富に含まれる野菜やDHAやタウリンが豊富
な魚は肌荒れの防止＆免疫力のアップにつながりますので、積極的
に摂取しましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか？

 

ママの母乳が赤ちゃんの肌荒れの要因とは言い切れないのですが、
授乳中のママが、食物アレルギーのある赤ちゃんのアレルゲンと
なる食品を食べてはいけないことを考えると母乳と赤ちゃんの肌
荒れは多少関係あると言えるのかもしれません。

 

赤ちゃんのお肌のためにも授乳中のママは上記でご紹介しました
ように脂質や動物性たんぱく質、糖分の多い食品は控え、ビタミン
豊富な野菜やDHAやタウリンが豊富なお魚を積極的に摂取するよう
にしましょう。