赤ちゃんの食物アレルギーの症状とは?原因と注意点

妊娠中や産後の悩み!赤ちゃんもママも健康で過ごせる裏技!

妊娠中や産後に悩む事といえば….?

・妊娠中に必要な栄養を摂取したい
・健康な赤ちゃんを生みたい
・赤ちゃんの先天異常のリスクを下げたい
・産後、栄養素のある母乳を赤ちゃんに飲ませたい
・産後の抜け毛や肌の調子を改善したい
・産後のイライラや鬱っぽさを改善したい

妊娠中や産後は色々と悩みがつきものですよね…。

妊娠中や産後の悩みを解消し健康で過ごすには?厚生労働省が推奨している葉酸(ようさん)を摂取することで解消してくれます。

赤ちゃんの離乳食を生後5ヶ月頃から始める人が多い
と思いますが、その時にママやパパの不安要素の1つ
に食物アレルギーがあげられます。

昔はアレルギーといえばそこまで敏感になるようなも
のではなかったらしいですが、今はアレルギーなんて
珍しいものではありません。

症状に差はあっても誰しもがアレルギーがあっておか
しくないんです。

そして、食物アレルギーは赤ちゃんの命やこれからの
生活と切っても切り離せない関わりがあります。

是非、離乳食開始前に食物アレルギーの症状について
知っておきましょう。

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食物アレルギーが起こる原因とは?

アレルギーってどんなもの?

簡単に言うと、特定の食べ物に含まれるアレルゲンに
免疫機能が過剰に反応してしまい、体にいろいろな症状
をおこすものです。

普通ならそのまま栄養源として吸収されるはずの食材を、
免疫機能や消化吸収機能が害があるものと判断して無理
に排除しようとすることで多くの症状を引き起こします。

知らない人もいると思いますが、食物アレルギーは食事
だけでなく鼻から吸い込んだり皮膚に接触するだけでも
おこります。

アレルゲンの侵入経路

アレルギーを引き起こす原因となる物質をアレルゲンと
いいます。現在確認されているアレルゲンたけでも200程
あります。

アレルゲンの体内への侵入経路は先程少し触れた通り、
大きく3パターンあります。

●吸入性アレルゲン

人が呼吸するときに空気と一緒にアレルゲンを吸い込み、
鼻や気管支の粘膜を刺激してアレルギー反応をひきおこ
します。わかりやすいものだと花粉症などがあります。

●接触性アレルゲン

漆に触れるとかぶれるなんて聞いたことはありませんか?
皮膚が特定の何かに接触した時に反応するアレルギーです。

●食物性アレルゲン

今回の話題である、特定のものを食べる事でおこるアレル
ギーです。

食物アレルギーはまだ体が未発達な赤ちゃんに多く発症します。
赤ちゃんは消化機能がまだ未熟なのでタンパク質の分解が苦手
です。

そのため、タンパク質をアレルゲンとしてアレルギー反応をお
こしてしまうのです。

アレルギーは遺伝する?

ママやパパがアレルギー体質の場合、赤ちゃんもアレルギー
を発症する。なんて聞いたことはありますが、とくに根拠
はないそうです。

しかし、命に関わることもあるアレルギー。もし、ママや
パパが何らかのアレルギーがあるようならそのアレルゲン
を赤ちゃんに与える時、なにか様子がおかしくなればすぐ
に病院に連れて行けるように用意しておくといいかもしれ
ません。

離乳食開始を遅らせるとアレルギー予防になる?

赤ちゃんの消化機能がある程度発達するまで離乳食の開始
を遅らせると食物アレルギー予防になるというのも昔は言
われていたようですが、とくに効果はないそうです。

ミルクや母乳でもアレルギーをひきおこす?

ごく稀に、離乳食開始前に赤ちゃんが食物アレルギーを発症
することがあります。それは生まれてすぐから飲んでいる母
乳やミルクにアレルゲンが含まれる場合です。

ミルクはアレルギー対応用のものが販売されているのでアレ
ルゲンとなりうることを知っている人もいると思いますが、
母乳でもアレルギー反応がでる赤ちゃんもいます。

母乳自体がアレルゲンというわけではなく、ママが赤ちゃん
にとってのアレルゲンを食事で摂取するとごく微量ですが母
乳にでてくるそうです。

母乳に含まれるアレルゲンは本当に少ないので、基本的には
アレルギー反応がでることは少なく、でたとしても症状は軽
いそうです。

授乳中の赤ちゃんにブツブツがでたり、痒みがあって、薬な
どを使ってもなかなか改善されない時にはアレルギーの可能
性を疑って病院で受診するといいと思います。

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赤ちゃんの食物アレルギーの症状とは?

食物アレルギーの場合、食事などでアレルゲンを摂取すること
によって様々な症状がでてきます。

摂取量や、体質によって症状の重さに違いは出てきますがどの
ような症状が出るのか確認していきましょう。

皮膚や粘膜に現れる症状

皮膚では、痒み・蕁麻疹

粘膜では、口の中がイガイガする・唇の腫れ・目の充血・目の
周りが腫れるなどの症状。

呼吸器に現れる症状

くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・咳・呼吸困難

消化器に現れる症状

腹痛・嘔吐・吐き気・下痢

赤ちゃんの場合気をつけること

赤ちゃんは症状がでてもママやパパに上手く伝える事が
出来ません。こんな様子ならアレルギーを疑ってみましょう。

・食後に体をかいている、痒そう

・赤く細かいブツブツがでるが、数時間後に消える

・赤く痒みを伴うブツブツがしだいに悪化していく

・お腹や、首周り、関節周りなど皮膚柔らかい部分に赤く帯状の蕁麻疹がでる。

・ケンケンと咳をする

・呼吸が苦しそう

・声が掠れる

・お腹が痛そう

・吐き気や嘔吐

・下痢や血便

・目のかゆみ、充血、瞼の腫れ

・舌が痒そう

・顔色が悪い

・激しく泣く

●発症するのにかかる時間

アレルギーの発症にはすぐに症状がでる「即時型」と症状
が後からでる「非即時型」があります。

たいていの場合、「即時型」で食べた直後から2時間程で
症状がでます。口にいれてから早い段階で症状がでるの
でアレルギーに気づき安く診察もスムーズに行いやすい
です。

しかし、「非即時型」で4~24時間以上過ぎてから症状が
でる場合はアレルギーの他にも疑う病気があるので病院
では様々な診察が必要になります。

赤ちゃんの体調が悪くなった時には前日から当日にかけ
て新しく食べたものがないか、いつもより多く摂取した
ものがないかを確認しましょう。

●アナフィラキシー

アナフィラキシーとは、体全身の複数の臓器で症状が
同時にあらわれる場合のことです。

また、よく耳にするアナフィラキシーショックとは、
血圧低下・意識障害を起こし、ぐったりとしてしまう
ことをいい、命の危険があるので救急車を呼ぶなど迅
速な対応が必要不可欠です。

●食物依存性運動誘発アナフィラキシー

このアレルギー反応はアレルゲンの摂取だけでは発症
しません。食後2時間以内に激しい運動をすることで
起こるアナフィラキシーです。

赤ちゃんは食後に激しく動くことはないので、歩いた
り、走ったりできるようになってから特に気をつけま
しょう。

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赤ちゃんに食物アレルギーが出た場合の対処法とは?

赤ちゃんにアレルギーがでたら

まず、みなさんご存知の方が多いと思いますが、赤ちゃん
に初めての食材を与えるのは、なにかあった時にすぐに病
院に行ける平日の午前中です。ですので、朝ごはんの時に
アレルゲンを摂取する可能性が高いと思います。

たいていの場合、アレルゲン摂取から2時間以内に症状が出
ることが多いので、初めての食材を与える時は食後2時間程
は赤ちゃんの変化に気をつけましょう。

上記で記したようなアレルギー症状がでたり、赤ちゃんの
様子がおかしく感じたら速やかに小児科を受診しましょう。

また、赤ちゃんがぐったりしていたり、嘔吐が激しく気道
の確保が難しい、呼吸がおかしい、意識障害がおきている
などの重篤な場合は救急車を呼びましょう。

アレルギー症状によって受診したり救急車を呼ぶ時は、

・何時に何をどれだけ食べたか
・症状は食後どれくらいででたか
・今回食べたもののほかにもアレルギーはあるか
・服用中の薬はないか

をしっかりと伝えましょう。

授乳中にアレルギーがでたら

まだ、母乳は赤ちゃんにとって大事な栄養源です。赤ちゃん
の症状が強ければ母乳にアレルゲンが含まれないようママが
食事制限を行う場合があります。

私の友人は赤ちゃんが産まれて間もない頃から卵アレルギー
と粉ミルクのアレルギーの疑いがあったので、粉ミルクは
アレルギー対応のものにかえて、友人は卵の摂取を制限し
ました。

母乳には免疫機能をよくさせる成分があるらしく、アレル
ギーを抑える働きもあることから母乳をやめるという治療
はなかったそうです。

また、卵の摂取制限ということで完璧に除去はしていませ
んでした。母乳をかいして間接的にアレルゲンを摂取させ
赤ちゃんの体が少量であれば慣れるようにとの考えだった
みたいです。

母乳やミルクの段階でアレルギー反応があると、ママやパパ
はとても不安になると思いますが、信頼できるお医者さんか
らの指示をもとに対応していきましょう。

アレルギーと付き合っていこう

赤ちゃんはまだ体が発達途中なので、アレルギーが出やすい
ということもあります。

赤ちゃんのころはアレルギー反応がでていたけど成長と共に
反応が出なくなることもありますし、治療によってアレルゲ
ンに慣れていく事もあります。

まずは、赤ちゃんのアレルゲンの把握をした上で専門医師と
相談しながらアレルギー反応が起きない生活を心がけ、成長
にあわせた治療を行って行きましょう。

最近はアレルギー対応してくれるレストランも増えてきまし
たし、アレルギー対応食材も多く販売されています。上手く
活用していきましょう。

アレルギー情報の共有

赤ちゃんにアレルギー反応がでたら赤ちゃんをとりまく人々
と情報共有をしっかりとしましょう。

・アレルギーを起こす食材
・市販品を与える場合は原材料を確認する
・無断で食べた事のないものを食べさせない
・どんなアレルギー症状がでたか
・万が一アレルゲンを摂取した時の対応

どんな食べ物を注意したらいいの?

●卵
卵黄と卵白がありますが、卵白に含まれるオボムコイドが
原因である事が多いです。

●乳製品アレルギー
タンパク質のガセインが主な原因。

●小麦アレルギー
小麦のタンパク質が主な原因。

●落花生(ナッツ類)
ナッツに含まれる成分が微生物の働きでヒスタミンにな
ることが原因

ナッツそのものはもちろんのこと、ピーナッツバター・
ピーナッツオイルでも症状はでます。

●そば
そばに含まれるタンパク質が原因

そばのタンパク質はゆで汁にもとけだすので、蕎麦湯は
もちろんのこと、そばを茹でたお湯を他の調理に使うの
も危険です。

また、食物アレルギーではないですが、蕎麦殻をつかった
枕でアレルギー反応が出る人もいます。

●甲殻類
エビやカニに含まれるトロポミオシンというタンパク質が原因

外食や市販品の場合、練り物や、出汁に含まれることもある
ので注意しましょう。また、しらすのなかにエビやカニの赤
ちゃんが紛れ込んでいることもあります。

●アレルギー推奨20品目
アレルギーの事例が多く、表示を推奨されている食材です。
・アワビ
・イカ
・イクラ
・鮭
・鯖
・オレンジ
・桃
・牛肉
・鶏肉
・豚肉
・クルミ
・大豆
・カシューナッツ
・山芋
・椎茸
・ごま
・ゼラチン

ここで紹介したものは、アレルギーの事例が多いものや、少量
でもアナフィラキシーショックを引き起こしやすい食材です。

アレルゲンとなりうる食材は人それぞれ違いますので、初めて
の食材を与える時には注意しましょう。

まとめ

私→甲殻類、もち米、猫、ハウスダスト、花粉
パパ→食物アレルギー無し、花粉
こんな体質の夫婦から産まれた娘は、生の卵白(ゆで卵、茶碗蒸
しなどしっかりと加熱されていればOK)だとアレルギー反応が
でます。

私がアレルギー体質なので、離乳食開始の時はかなり
注意しました。

私自身よ忘れっぽい性格と、夫婦で娘の離乳食の進み
具合を把握するために、離乳食開始前に表を作りました。

一般に代表的なアレルゲンのみで何をどんな調理でどれ
だけ食べさせるか書いておき、食べさせた日に日付を
記入していくものです。

(例)
ゆで卵 卵黄 小さじ1
ゆで卵 卵白 小さじ1
卵焼き 卵黄のみ 小さじ1
卵焼き 全卵 小さじ1
加熱牛乳 小さじ1
ヨーグルト 小さじ1

全て小さじ1からスタートさせて問題無ければ量を増や
しました。娘は卵焼き全卵を小さじ3ほど与えた時にア
レルギー症状がでました。

その時は顔の肌が荒れている乳児湿疹もでていたので
少しわかりにくかったです。

目の周りに赤みがでて、卵を食べさせた5分以内ぐらい
から激しく泣き出したのでアレルギーを疑いましたが、
症状がすぐに治まったので判断ができずに様子をみました。

翌日の朝食でも、卵焼き全卵小さじ3を与えたら同じ症状
がでたのでそのまま病院に行きました。

病院に着いたときには症状が治まっていたので、症状が出
た時の目の周りの赤みを写真で撮ったものと、激しく泣き
出したときのムービーを撮影していたのでそれを見せました。

写真やムービーは食事中いつも撮っているわけではなく、
前日にアレルギーを疑っていたので受診時に見せるために
撮影していました。

娘がまだ小さいので血液検査はしませんでしたが、お医者
さんの判断で生や半熟の白身は食べさせないことになりました。

赤ちゃんがあまり小さい時にはアレルギー検査をしても反応
が出にくいそうなので、娘が大きくなってからアレルギー検査
をすることになりました。

病院や赤ちゃんのアレルギー症状によっては赤ちゃんでもアレ
ルギー検査をしてくれるそうなので、気になる方はかかりつけ
のお医者さんで聞いてみて下さい。

アレルギーに気がついたのは生後7ヶ月の頃で、現在生後12ヶ月
でもしっかりと卵白には注意をしています。ありがたいことに他
のアレルギーは今のところ見つかっていません。

半熟の卵白でアレルギーはでましたが、加熱さえしっかりとすれば
問題ないので、ケーキやプリン、茶碗蒸しなどいろいろな方法で卵
は食べさせています。

アレルギーが発症すると、これからの人生は食事が制限されて可哀
想だなとか、ママ自身も赤ちゃんの食事作りに気を使うとか、遺伝
のせいなら申し訳ないなとか、いろいろと考えてしまうと思います。

しかし、赤ちゃんをとりまく人がしっかりと把握して、信頼できる
お医者さんと一緒に治療していけば、体質は改善されていくことも
あるので、赤ちゃんの個性の1つだと考えてアレルギーと無理なく
付き合っていきましょう。

妊娠中や産後の悩み!赤ちゃんもママも健康で過ごせる裏技とは?

女性にとって妊娠中や産後って、一生のうちで1番パワーを使う大切な時期です。

・お腹の中の赤ちゃんに十分な栄養がいってるのかな…
・健康な赤ちゃんを生むことが出来るのかな…
・妊娠中なのに不規則な食事しがち…
・栄養素のある母乳を赤ちゃんに飲ませられているのかな…
・産後に抜け毛が増えてしまってショックだな…
・産後うつっぽくなってしまったかも、精神的についらいな…

などなど、悩みを上げると尽きませんね….

 

妊娠中や産後の時期って、すごく大変だから親や旦那がサポートしてくれるなら、少しは健康的な食事を自分で作ったりして摂取できるのに….。

 

でも、実際に親や旦那に相談しても、「仕事しているから忙しい」と一蹴

 

「ええー、こんな大事な時期なのに
どうして分かってくれないの!」

 

妊娠中や産後は葉酸の摂取で体質が解消!

・妊娠中に必要な栄養を摂取したい
・健康な赤ちゃんを生むために栄養を贈りたい
・生まれてくる赤ちゃんの先天異常のリスクを下げたい
・産後も健康な状態で赤ちゃんの面倒をみたい
・産後、栄養素のある母乳を赤ちゃんに飲ませたい
・産後の抜け毛や肌の調子を改善したい
・産後のイライラや鬱っぽさを改善したい

妊娠中や産後は色々と悩みがつきものですよね…。

 

妊娠中や産後の悩みを解消し健康で過ごすには?厚生労働省が推奨している葉酸(ようさん)を摂取することで解消してくれます。

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