赤ちゃんが咳き込むときに吐くから心配！原因や対処方法

小さな赤ちゃんが咳き込むことはよくあります。環境の変化や温度の変化と赤ちゃんはとても敏感です。体温が変わったり、室温が変わったりするだけでもくしゃみをしたり、咳をしたりするのです。

でも咳をするだけなら様子を見ることもできますが、咳き込むと同時にむせて吐いてしまうなんてことも起こります。咳き込んで吐いてしまうとお母さんは心配になりますよね。病院に連れて行くべきなのか、それとも家で様子を見るだけでいいのか迷ってしまいます。

どうして赤ちゃんは咳き込んでしまうと同時に履いてしまうのでしょうか？原因は一体なんでしょうか？対処方法はあるのでしょうか？

赤ちゃんが咳き込むときに吐く原因とは？

赤ちゃんが咳き込む時に吐いてしまう原因にはいくつかあります。赤ちゃんは大人と違ってまだまだ体が未熟です。大人のように臓器がしっかりとできあがっているわけでもなく、これからどんどん発達していくという段階にあります。

胃もまだまだ未発達で大人のような形の胃をしているわけではありません。大人の胃はS字状になっていて胃の中に貯めたものを消化していきますが、赤ちゃんの胃はS字状になっておらずなっ直ぐな形をしているんです。

S字状になっているから咳き込んだりむせたとしてもすぐに食べ物が上がってくるわけではありません。でも赤ちゃんはまっすぐな胃の形になっているのでむせたり、咳き込むとすぐに吐いてしまうのです。

空気もたまりやすくゲップがうまくできないときもむせたり、吐いたりしてしまいます。また鼻水が流れ込むことでもむせたり咳き込んでしまい吐いてしまうこともあります。

痰もうまく出すことができないので咳き込んでそのまま吐いてしまったりするのです。大人と違って未発達だから咳き込んでしまうだけで吐いてしまうのです。

母乳やミルクの勢いが強かったり呼吸がうまくできなかったり、母乳やミルクの飲みすぎでも吐いてしまいます。赤ちゃんってデリケートなんです。

赤ちゃんが咳き込むときに吐く時の対処法とは？

赤ちゃんが咳き込む時に吐いてしまう場合にも対処法はあります。

・ゲップを出す
まずはしっかりゲップを出してあげましょう。空気を飲みやすい赤ちゃんはゲップがうまく出ないことが原因で吐くことが多いです。まずはしっかり縦抱きにしてミルクを飲んだあとはゲップを出してあげましょう。

・鼻水を吸ってあげる
鼻水が出ているようであればこまめに吸ってあげることも大切です。特に寝る前などはしっかり吸ってあげましょう。

・授乳の量を調整
授乳の量も調整することも対処法の一つです。母乳の勢い止めることは難しいので母乳の場合は休憩を挟んだり、呼吸するタイミングをとってあげましょう。ミルクの場合は哺乳瓶の乳首の大きさを見直してみましょう。

月齢に合わせて乳首の大きさを変えるのではなくあくまで目安ですので、赤ちゃんの飲むペースなどを見て変えてあげるようにしましょう。

病気の可能性もあるの？

どんな方法を試しても吐いてしまう、咳き込みやすい、そんな時は病気の可能性もあります。咳き込むだけではなく、熱や鼻水などほかにも症状が出ていれば風邪を疑ってみましょう。

赤ちゃんは生後６ヶ月まではお母さんの免疫があるため風邪をひかないといいますが、絶対ではありません。6ヶ月未満の赤ちゃんでも鼻水が出たり、咳をしたり、熱を出してしまうことはあります。

あまりにも咳き込んだり吐き戻しが多い場合は熱を測ってみたり、ミルクの飲み方や日中の機嫌などを見てみましょう。もしいつもと違ったところがあれば小児科に電話して聞いてみるといいでしょう。

ほかにも重篤な病気の場合もあります。気管支炎などにかかってしまうこともありますので日々赤ちゃんの様子をチェックするようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんのちょっとした変化でお母さんは心配になってしまいますよね。咳き込む回数が多くなると風邪なんじゃないか、病気かもしれないと疑ってしまいます。でもまずは赤ちゃんの様子をしっかり見てあげましょう。

気になったときに熱を測ってみるのも一つです。私も娘が咳き込んだり、くしゃみが多い時はまずは熱を測ります。そのあと室温や湿度をチェックしてみて服装を変えてあげたり、加湿してあげたりします。

それだけでもぴたっと咳やくしゃみが止まってしまうこともよくあります。まずは身の回りのチェックも含めて観察してあげるといいですね！