赤ちゃんの下痢が治らないから心配！原因や対処方法について

赤ちゃんは離乳食を始めると同時に便秘になりやすくなりますが、逆に下痢にもなりやすくなります。現にそれで悩んでるお母さん方も多いのではないのでしょうか？

大人でも下痢は辛いのに、赤ちゃんも同じく辛い目にあっているとなると、母親として見てはいられませんし、どうにかしたいものです。

なので今回は、赤ちゃんの下痢が治らない時の対処法や、その原因について紹介します。

赤ちゃんの下痢が治らない原因とは？

では赤ちゃんの下痢が治らない原因は一体なんなのか、実は治らない原因は2種類に分かれています。

・ロタウィルス

・細菌性の胃腸炎

まずはロタウィルスや細菌性の胃腸炎など、突然急に下痢をしだしたという時は、この2つの可能性が非常に高いです。

もし嘔吐が止まらないだけでなく、発熱がみられるのがこのウィルスや細菌が原因となる急性の下痢です。

ロタウィルスであれば米のとぎ汁の様な白い便も判断基準で、一方細菌性の胃腸炎も血便が混じりやすいのも特徴なので、嘔吐や発熱とあわせてこういった症状がみられる場合は、病院で見てもらいましょう。

そしてもう1つの下痢の原因は、主に離乳食の内容が原因です。

・離乳食の内容が原因

細かくいうと、胃に負担のかかるものを食べていたり、今までは授乳だった為慣れていない他にも食物アレルギーなどの問題が考えられます。他にも抗生物質が原因であったり、母乳を飲んだ後に下痢を起こしたら乳糖不耐性の可能性も考えられます。

ですがこの3つは急性の下痢と違って、赤ちゃんが今どんな不調を訴えているのかが非常に分かりにくいです。なので、血便や発熱などの症状がなくとも、下痢が長引くようであれば病院で医師の診断を受けたほうがいいでしょう。

原因が分からない以上、離乳食の改善や乳糖不耐症の区別が付かないので、気になったら病院に行く事をおすすめします。

家でできる対処方法とは？

しかし下痢とは体内にある毒素を便で出している状態なので、家で出来る対処法ももちろんあります。

・水分補給

その対処法1つ目は、水分補給です。これはとても大切な事で、もし赤ちゃんが下痢をした時には必ず行いましょう。

なぜかというと下痢をすると体内にある水分も外に出してしまうからです。なので下痢を放っておいてしまうと、脱水症状を起こすので、水分はこまめに取る事が大切です。

・食事の改善

対処法2つ目は食事の改善です。赤ちゃんが下痢を起こす原因にある離乳食ですが、もしかしたら赤ちゃんにとっては胃に負担がかかるものを食べさせているかもしれません。

なので1度食事改善を行ってみて、下痢が治るようであれば病院に行かなくても大丈夫です

・お腹を温める

対処法3つ目は、お腹を温める事です。細菌や離乳食が問題でも、お腹を冷やして下痢をする場合もあります。

そうでなくともお腹を温める事によって、胃腸の動きが活発化します。なので応急処置ではありますが、あまりにも下痢が辛そうであればお腹を毛布などで包んで温めてあげましょう。

病院に行く目安とは？

家で行える対処法で下痢が治る場合もありますが、やはり細菌やウィルス、アレルギーや抗生物質が原因となると病院に行かなければ治らない場合もあります。

ですが実際の所、赤ちゃんの下痢が治らないといってもどのような状態の時に病院につれていくべきか悩むお母さんも多いです。

その目安として下痢が1週間以上続くようであれば、病院に連れて行ったほうがいいと言われています。

「え、1週間も？」と驚く方もいるかもしれませんが、実際赤ちゃんの便は元々緩く、時には食べた離乳食が消化されず、そのまま出てきてしまうというケースもあります。

なので目安としては1週間以上続いたらという状態ですが、もし嘔吐や発熱、血便などに数日悩まされている場合であれば病院で診てもおらいましょう。

まとめ

今回は赤ちゃんの下痢が治らない時の対処法の他に原因も紹介しましたが、参考になったでしょうか？

自分の子が下痢に悩まされるのをみて、心が痛むと思いますが、お母さんがしっかりと赤ちゃんの様子を見て判断する事によって状況は変わってきます。

なので今回紹介した事を参考にして、赤ちゃんの下痢が治らない時は落ちついて対処しましょう。